2023/08/31 16:46


少し長くなりますが、まずはコンセプトにまつわるわたし(作家)の話からさせてください。

ちょっと重っ!ってなったらすみません。(先に言っておきます。笑)
ご興味ある方はよろしければ最後までお付き合いください。


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小学生の頃のわたしは、勉強でも何でもそこそこにこなし、先生受けも良く
周囲から褒められることの多い子どもでした。

褒められることが当たり前になっていたわたしは
「誰かに褒められたい」「認められたい」と
何事もそのためだけに頑張るようになっていきました。
(いわゆる承認欲求というやつです)



中学生になり、、”誰もわたしのことを見ていない” ”別に頑張ったところで褒められるわけじゃない”
と分かったとき、頑張ることをやめました。

そこから学力もどんどん落ちていき
一時期友人関係がぐちゃぐちゃしたこともあって(よくあるハブりハブられ的なやつです)
自分に対する自信もどんどん薄れていきました。



いつしか
「こんなこと言ったら嫌われないかな?」と常に人の顔色を伺ったり
「あの子はスタイル良くていいなぁ」「あの子の性格羨ましいなぁ」と他人と自分を比べたりして
どんどん自分のことが嫌いになっていきました。

高校生、大学生、社会人になってもそれは変わりませんでした。



そんなわたしでも、
ちょっとだけ自信が持てるときが2つありました。



1つは、お気に入りのアクセサリーを身につけたときです。

おしゃれを楽しむことは好きでしたが
正直ファッションに関しても全く自信がなかったわたし。

外出するときも
「今日の格好変じゃないかな?」「なんか浮いてないかな?」と
人目ばかりを気にしていました。

でも大好きなアクセサリーをつけたときだけは
「あ、今日のわたし良いかも」と少しだけ自信を持つことができ
お出かけがいつも以上に楽しく感じられました。



もう1つは、今の夫(当時はまだ彼氏)と一緒にいるときです。

10代の頃から付き合っていたのですが
彼は”ありのままの私”を受け入れてくれました。

言葉にはしないけど
「ただここにいるだけで良いんだ」と思わせてくれることが
わたしの自信になり、とても居心地が良かったのです。

夫といるときだけは不思議と人目も気になりませんでした。

アクセサリー作家を本気でお仕事にしようと決意したときも
「emiならできるよ」と信じて背中を押してくれたのも夫でした。



育休とステイホームが重なった時期に作家活動を始めたこともあり
人と全く会わない環境下で初めて”自分自身と向き合う”経験をしました。

「自分はどうしたいんだろう?」という自分の声に耳を傾け、目標を作り、
自分の力でひとつずつ叶えていきました。

「わたしもやればできるじゃん!」
そう心の底から思えたとき、薄れていた自信を少しずつ取り戻すことができ
気づいたら人目も気にならなくなっていました。

大嫌いだった自分のことも好きになり、心がとても楽になりました。



その経験から、わたしは「Jemih」というブランドを通して
わたしのように人目を気にして疲れたり、他人と比べて落ち込んでしまう人の
微力ながらお役に立ちたいと考えています。

Jemihのアクセサリーはファッションに自信がなくても
いつもの服に合わせるだけで大人っぽい上品さを演出できるような
シンプルさを意識してお作りしています。

そんな可愛らしいお花を身にまとうことで、
ほんのちょっと自信が湧き、外見も内面も”キラキラと輝く”『自分らしい』あなたになれる。
そんなアクセサリーをお届けしたいのです。

そして、Jemihというブランドがいつでもあなたを勇気づけ
やさしく寄り添うパートナーのような存在でありたいと願っています。



これがJemihのコンセプトとブランド名に込めた想いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




emi